入れ歯の基礎知識
入れ歯には大きく分けて
・総入れ歯(総義歯)と
・部分入れ歯(部分床義歯)があります。
総入れ歯(総義歯)
全部の歯が抜けている場合、総入れ歯となります。『床』と呼ばれる土台となる部分の材質によって様々な特徴があります。それぞれ、フィット感や熱の伝わり具合などが違うので、お口の中の状態や普段の生活、食事の嗜好などにより、選ばれることをお勧めします。
部分入れ歯(部分床義歯)
歯が1本または数本抜けている場合は部分入れ歯になります。 抜けている歯の場所や本数、材質、お口の中の状態などに合わせ、様々な種類があり、状態に合ったものを使うことが快適な生活に繋がります。
入れ歯とインプラントの違い
入れ歯 | インプラント | |
---|---|---|
外科処置 | 不要 | 必要 |
咀嚼力 | 自分の歯の約1/4 | 自分の歯の8割 |
違和感・異物感 | 感じる場合あり | 少ない |
歯肉・土手(顎) | 調整可能 | 調整不可 |
顔・口の周り | 入れ歯の ボリュームで調整 | 回復は難しい |
お手入れ | 取り外して洗える | 固定のため困難 |
認知障害ケア | 介助者が 容易にできる | 介助者でも困難 |
費用負担 | 安価 | 高価 |